鎌倉探索のはなし(1)
先日、いつきさん主催の鎌倉〜江ノ島探索のオフ会に行ってきました。
スタートは海蔵寺。
寺社仏閣巡り、普段の私があまり巡らない所なので、何を切り取っていこうか、全く定まらない。
お寺に向かおうとしているのに、植物がモワっと生えて、苔むして、絶対この先何かありそうな「私有地立ち入り禁止」の看板に目が引かれてしまう。
子どもだったら「あ!気づかなかった!」とか知らんぷりして探検するんだろうなって、一人でクスクス笑ってしまうアレ。
雨も似合う日本庭園
が、トイレの手洗い場からも見える。
冬一番の寒さの日でも、トイレ掃除に励む人達に敬意を表する。
みんなが「十六井戸」というのがあるって言うので、私も行ってみる。
ちなみに十六井戸は16番地にある。
切通しをくぐって……
小高い山を削って出来た神聖な空間。中には確かに十六個の井戸があった。
よかった、ちゃんと16個あって。
あと十六井戸の反対側にあった元民家?みたいな家が気になったけれど、我が家の目の前に観光スポットというか、神域みたいなのがある中で日常生活を過ごすってどんな感じなんだろう。だんだん麻痺してくるのかな。
でも知らない人が日曜日や行楽シーズンになったら、次々と家の前にやってくるんだよね。スゴイな。
んでもって、遠足が海蔵寺になった日には、十六井戸を巡るついでに「ココ、俺んち!」とか言うんでしょ。そして「いいなぁ、お前んち、16個も井戸があって」とか、ウエハースみたくサクッと軽い返しをしちゃったりしてさ。
みかんさんが食べられてる。
他の井戸もあった。すこし調べたら、この海蔵寺は「水の寺」という異名もあるらしい。海沿いじゃないけど水は豊富。
この辺の住民にとっては「日常」だろうけど、私の目には「あ、鎌倉っぽい!」と感じながらカメラを向けていた風景。
鎌倉のうんこ看板、犬なのに兜着用だ。
隔週開催の論語朗読会が令和4年まで続く。最近令和になったばかりだというのに、令和4年だなんて何を言ってるんだ。
……なんてね。寺社仏閣や庭園や草花に対する見方は、正直まだこれからだと思うけど、有識者の方々と、鎌倉をいろいろぶらぶらしてたんです。ただただ私の普段触れない世界を観ていた。余裕のある夜か休日にまた書き進めるよ。